おじいちゃん・おばあちゃんの大正世代、昭和世代について思うこと
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
こんにちは。いどたろうです。
9月21日(月)は敬老の日ですね。
令和の時代に入ってはや2年目。
私が生まれ、育った平成が終わったことに、寂しさを感じますが、
令和という言葉にすっかり慣れました。
昭和世代の方、ましてや大正生まれの方などは、新しい令和という時代を迎えて、
どういう心境なんだろう。
当ててみよう。
健康で楽しく長生きしたい
そんな心境やろ?わかってるって!
大正・昭和世代の人と、我々平成生まれの人
比べて見ると、前者は様々な苦難の時代を乗り越えてきただけあって、
信じられないくらい、我慢強く、働き者であると思う。
あとは、自然に関する感性が豊かだなと思うことが多々ある。
ウチのおばあちゃんは、父方であっても、母方であっても、
ともに働き者で、よく笑う人だ。
父方のおばあちゃんは、私が幼い頃に亡くなってしまった。
旦那である私のおじいちゃんを若い頃に交通事故で亡くし、
女手一人で5人の子を育てた人だった。
私が生まれてからは、朝から私を保育園に送り、昼は畑を耕し野菜を作り、夕方は私と、私のために飼ってくれた犬の散歩をし、夜19時過ぎまで働くような人だった。
一緒に風呂に入ってから、夜は暴れん坊将軍を見ていた。
風呂上がりに素っ裸で、暴れん坊将軍!!なんてわけもわからず言っていたことを思い出す。
犬の散歩をしてるとき、夕焼け小焼けの赤とんぼ~や、カラスが鳴いたら帰りましょ~など童謡を歌ってくれた。
補助輪つき自転車の練習や、ブランコ遊び、明日天気にな~れ、ケンケンパ、あやとり・・・たくさんの遊びを教えてくれた。
風呂の中では、タオルを浮かべて、空気を含ませて丸め、まんじゅう、なんて言って笑わせてくれた。
花の蜜を吸ったり、食べられる植物を食べさせてくれたり・・・なんの花かは、わからないが、黄色い花がとても美味しかったことを覚えている。
とても大切で、幸せな思い出だ。
母方のおばあちゃんは、現役で、80歳を超えている。
母方のおばあちゃんは、旦那である祖父が体が弱く、あまり働かなかったため(パチンコはやってたからね)、これまた女手一つで4人の子供を育て、旦那のいる家計を支えた働き者だ。
母方のおばあちゃんは、土いじりに関しては、天才的だ。
母方のおばあちゃんの家に行くと、いつもたくさんの花や木々があり、それも最高の状態を維持している。
植物が喜んでいるのがはっきりわかるほど、巨大で、色が鮮やかだ。
母方のおばあちゃんも、畑をやっていて、年中、野菜を送ってくれる。
スーパーなどに売っている野菜よりも巨大で、色が濃く、味が美味しい。
たぶん栄養価も高いんじゃないかな。
母方のおばあちゃんは、幼い頃、というよりは私が少し大きくなってからの思い出が多い。
どこかに旅行に行くとき、大体おばあちゃんと一緒だった。
苦労を重ねた働き者らしく、悪いこと(ネガティブなこと)をあまり言わない人で、
昔から、私が大言壮語なことを言っても、うんうん、と肯定的にとらえてくれる。
面と向かって言ったことはないが、大好きだ。
※なかなか言えんよね。実際。自分おっさんやしな。
言わないと、おばあちゃんか俺が死んだとき、死ぬとき、後悔するとわかっていても、
言えないのが男心やねん!
大正・昭和世代は、働き者やな、とおばあちゃんを振り返ってみても、自分の父母を振り返ってみても強く思う。
私まで命を繋いでくれたこと、その背中、言葉で、たくさんのことを教えてくれたことに感謝している。
命を繋ぎ、子を教育すること。
私でバトンを落とさぬよう、子を生み、育てたいと思う。